テスラのステアリングホイールがモデルYから脱落：報告書は調査中

連邦規制当局は、SUVのハンドルが運転中に外れる可能性があるという2件の苦情を受けて、テスラのモデルY車を調査している。

米国道路交通安全局は文書で、2023年モデルの車両で「走行中にステアリングホイールがステアリングコラムから完全に外れたという2件の報告を認識している」と認めた。

当局者らによると、両車とも所有者に引き渡された際にはステアリングホイールを取り付けるボルトが欠損していたという。 NHTSAによると、どちらの事故も「車両の走行距離が少ない状態」で発生したという。

政府によると、調査には約12万台の車両が含まれる可能性がある。 当局は水曜午後の時点でリコールを命令していない。

USA TODAYはテスラにコメントを求めた。

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AP通信によると、NHTSAに苦情を申し立てたオーナーの1人は、1月にニュージャージー州ウッドブリッジで家族と運転中、ハンドルが外れたと述べた。

プレラック・パテルさんは「ひどい経験だった。家族とショッピングモールから車で戻る途中、高速道路の真ん中でハンドルが落ちた」と語った。 「この事件が起こったとき、私は左車線にいたので、車を左右に動かすことができませんでした。しかし、道路が真っ直ぐだったので、分離帯で車を止めることができたのは幸運でした。」

パテルさんは、後ろに車はなく、この事件で負傷者も出なかったと述べた。

日産は２月、ボルトの問題でホイールがステアリングコラムから外れる可能性があるとして、約１０００台のアリア車をリコールした。

NHTSAの報告書によると、テスラはまた、2列目シートのボルトが緩んでいる可能性があるとして、数千台の新型モデルYをリコールしているという。

2022年1月以来、テスラは連邦当局が要求した複数件を含む20件のリコールを発表した。 テスラのリコールの一部はソフトウェアアップデートで解決される。

寄稿者: ジョーダン・メンドーサ、USA TODAY。 AP通信